kiiks 薩摩つげ櫛 お茶染めケース入り
櫛：薩摩つげ
櫛入れ：リネン100%
3寸 縦 : 約9.2cm × 横 : 約3.8cm
4寸 縦 : 約12.5cm × 横 : 約3.8cm
5寸 縦 : 約15.5cm × 横 : 約3.8cm
お手入れ方法
水や洗剤で洗うことを避け、二〜三ヶ月に一回、椿油に浸すか、布に含ませて拭いて下さい。
使えば使うほど、ツヤを増します。
薩摩つげ櫛は、江戸時代から「櫛になりたや薩摩の櫛に諸国の娘の手に渡ろ」と歌い継がれ、その名は全国に広がりました。この美しい櫛は、長い歴史を持ち、特に薩摩地方において深く愛されています。地域の文化では、女児の誕生を祝うためにつげの木を植える伝統もあり、櫛は単なる道具を超え、家族や地域の絆を象徴する存在として尊ばれています。
整髪料がない時代から一生ものの道具として重宝され、嫁入り道具の一つとして持参され、その価値は高く評価されてきました。木材の成長が遅いため、年輪は狭く、きめ細かく弾力のある質感が特徴。この特異な黄色いなめらかな肌合いを持つ薩摩つげ櫛は、椿油を染み込ませて使用することで、髪を梳くたびに自然な艶と潤いを与えてくれます。
木製の櫛は静電気を帯びにくく、髪に優しく絡まりにくい特性を備え、天然の抗菌作用があるため長期間使用しても清潔にを保つことができます。櫛で髪を梳くことで、頭皮の血行が促進され、リラクゼーション効果も期待できるのです。このように、薩摩つげ櫛は美しさと実用性を兼ね備えたアイテムであり、使用することで心身の健康をもサポートしてくれるのです。
お茶染めしたリネン生地のケースは、錦江町盤山のお茶の枝葉を数時間煮出し、一晩置いて発酵させてから、鉄媒染で奥深い色合いに染めています。
職人による手作業のため、お品物によって仕上がりの色や柄が異なります。
木原つげ櫛謹製
鹿児島の地で数十年かけて育った薩摩つげを使用し、伝統的な技法を受け継いだ職人の手で丁寧に作り続けています。
鹿児島県指定伝統的工芸品
ABOUT kiiks
製品は全て自然由来で、ひとつひとつ手作り。
丁寧な生活と心の豊かさを追求し、
自分にも地球にも気持ち良い商品作りを目指します。
プロダクトを通して、個々人の幸せの輪が広がり、
制作活動を通して地域活性化にも貢献する。
それが私たちの願いです。